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響「夏、貴音と」 Tweet
- 2015/07/31
- 04:10
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- 2 : ◆wnBBDx5FDk :2015/07/29(水) 01:27:02.22 ID:twQnZxMwO
- 【お茶】
響「貴音?それは自分のさんぴん茶だぞ?」
貴音「なんと…そうでしたか、申し訳ございません、響」ゴクゴク
響「いや、いいんだぞ!でも自分も喉乾いたから全部飲まれてたら困ってたけどなー!」アハハ
貴音「そうですね。近頃暑くなってきましたからね。体調管理に気を配らなければなりませんね」ゴクゴク
響「うんそうだなー…えっ貴音?そろそろほら…自分のだから…ね?」
貴音「こまめな塩分摂取、水分補給を怠ってはなりませんね」ゴクゴクゴクッ
響「うん、うんそうなんだけどさ?え?あっ…」
貴音「…ふぅ、ご馳走様でした」
響「貴音?聞いてた?」
貴音「夏日ですからね」
響「そうなんだけどさ」
- 3 : ◆wnBBDx5FDk :2015/07/29(水) 01:34:23.30 ID:twQnZxMwO
- 【アイス】
響「貴音!アイス買ってきたぞ!一緒に食べよ!」
貴音「真ですか、響。感謝いたします」
響「夏に食べるアイスは最高さー!夏の醍醐味だよね!」
貴音「ふふ…あいすを美味しそうに頬張る響…愛らしいですね」
響「そ、そんなこと言われてももう何も出ないぞ…えへへ」
貴音「おや、響。何やら「あたり」とありますが、これは…」
響「おおー!すごいぞ貴音!自分はハズレみたいだぞー。あたりがでたら、もう一本貰えるぞ!」
貴音「なんと!素晴らしいしすてむですね…貰って参ります!」
響「喜んでもらえて買った甲斐があったぞ!」
貴音「お待たせいたしました。では、頂きます」
響「貴音アイス食べるの早いな。自分まだ半分以上残ってるぞ」
貴音「はい。棒の上のほうになにやら文字が刻まれていたので、気がかりで…」
響「ははは~でもよかったな!自分まで得した気分だぞ」
貴音「ふふ…響は人が良いですね。?おや…また当たってしまいました…」
響「ほんとにすごいぞ貴音…。運がいいな~」
貴音「次の一本は半分ずつにしましょう」
響「次も当たったりしないよなまさかー」
貴音「交換して参ります」
貴音「して参りました。どうやって半分ずつしましょう…」
響「半分食べたら渡してくれればいいぞ!」
貴音「そうですね。そのようにしましょう」シャリシャリ
響「貴音はたまにこういう不思議なこと起こすよなー」
貴音「そうでしょうか…と、どうぞ、響」
響「ありがと!たか…」
響「当たってる……」
30分後
貴音「結局5連続で当たってしまいましたね」
響「あたまが……」キーーーン
- 4 : ◆wnBBDx5FDk :2015/07/29(水) 01:57:10.05 ID:twQnZxMwO
- 【でぃぶいでぃ】
貴音「双海亜美、真美にこんなものを頂いたのですが…観るようにと」
響「DVD…?なんだろパッケージ無くなってるからなんだかわからないぞ……取り敢えずつけてみよっか」
貴音「なにやら楽しそうに渡してきたのですが…何でしょうか」
響「楽しそうって…ちょっと心配だぞ」カチカチ ピッ
DVD「シンゾウノヨワイカタハゴチュウイクダサイ」
響「あっこれホラー系のやつだぞ…」
貴音「ほらぁ……怖いのは止めにしましょう、響」ビクビク
響「そ、そうだな、苦手だもんな貴音…えーっとリモコンリモコン」
DVD「no.20 ハイキョニタタズムモノ」
貴音「響…はじまってしまいましたよ、はやく止めましょう…もとい消しましょう…」
- 5 : ◆wnBBDx5FDk :2015/07/29(水) 01:59:42.14 ID:twQnZxMwO
- 響「あれー?リモコンどこだ?さっきまであったと思うんだけどな~」
貴音「あぁ…響お願いします消してくださいまし…」プルプル
DVD「チョットモウカエロウヨー ヘーキダッテイコウゼイコウゼー」
貴音「あぁあ……行かないでくださいまし行かないでくださいまし…」ビクビク
響「えぇーおかしいな…ないぞー??」
貴音「お願いしますお願いします…」メカクシ
DVD「エッチョットナニアレ ナンダヨアレ」
貴音「ひひひびき…まだなのですか…まだなのですか」
響「あ!亜美!真美!何リモコン持ってるんだ!ちょ、逃げるなー!」
貴音「響!!行かないでくださいまし!!響!!」
DVD「キャアアアアアアアアアアア!!!!」
貴音「はぁあああああああああ!!!!!」ブチブチブチ
響「ごめん貴音!やっと返してもら…コンセントがはち切れてる…」
貴音「ふーーーっ!ふーーーっ!!ふっ」
響「ご、ごめんだぞ貴音……あっ、テレビのボタンで消せば良かったな…焦って忘れてたぞ」
貴音「ーーっ!~~~っ!」
響「ちょっ、だいじょぶか貴音…過呼吸みたいになってるぞ……貴音?」
貴音「ふーー…ふーーー……ひ、響…」
響「な、なに?」
貴音「双海亜美、真美を…連れてきてくださいますか…?」
響「い、いいけど、貴音?だいじょぶか?」
貴音「心配無用です…落ち着いてきましたゆえ…」
貴音「あの二人は……すこし…こらしめます…」
響「貴音…すごい目してるぞ…?」
響「亜美真美はすこしこらしめられた。貴音の声を聞くと今も泡を少し吹く」
- 9 : ◆Ixsa7Cd6tU :2015/07/29(水) 10:17:54.25 ID:+Qb8vPq1O
- 【不思議ステップ】
貴音「響、ちょっとよろしいですか?」
響「んー?なんだ?」
貴音「ここのステップなのですが…」
響「あぁ、ダンスのことね!まかせるさー!教えてあげる!」
貴音「助かります。ここの部分なのですが」
響「ここは~こうでしょ?それで、こうで…こうっ!」タンタンッ
貴音「こう……こう、ですか?」タタンッ
響「ちょっと違うかも…ここで左足を後ろにもってって…こうっ!」
貴音「左足を…うしろにもっていって…こうっ」フワ
響「えっ浮いた?今」
貴音「…響、人が、浮くわけがないでしょう」
響「えっいやだって左足と右足がどっちも地面に着いてないのに…なんかこう…ちょっともう一回やってみてよ」
貴音「……嫌です」
響「なんで??やってみてよー!なんかモヤモヤするじゃん確認しないとー!」
貴音「嫌でございます!なんですか!響は、わたくしが、浮遊する生き物だと言いたいのですか!」
響「い、いやそうじゃないけどさ。見間違いだっていうのを確認するためにもさ、ほら」
貴音「なんですか!浮きませんよわたくしは!」
響「わ、わかったよ貴音、ごめんて…で、ステップだけど」
貴音「分かれば良いのです…こうですか?」
響「そうそう、そんな感じだぞ!そこまで出来たらあとはこうっで、終わりだぞ」
貴音「こう、こう、で、最後に、こうっ」フワ
響「!ちょ、貴音?ほら!いまほら!」
貴音「またですか!良い加減にしなさい!」
響「だってこれなにこれ!ジャンプとかじゃなくて……なんか宙を滑るというか…」
貴音「も、もう結構です!響の!響のぽんでびぃち!!」ダッ
響「あっ!……行っちゃったぞ…」
響「一体なんだったんだ?あんな…」
響「あんな……ポンデビーチを、貶し言葉みたいに…」
- 11 : ◆Ixsa7Cd6tU :2015/07/29(水) 10:47:49.85 ID:+Qb8vPq1O
- 【なかなおり】
貴音「その……響、先程は、申し訳ありませんでした!」
響「貴音……いや、こちらこそごめんね…貴音のこと疑ったっていうか傷つけるようなこと言っちゃって…」
貴音「そんな…わたくしはいいのです。でも、響に、あのような…あのような」
貴音「ぽんでびぃちなどと…」
響「あの、ポンデビーチは、悪口ではないからな?」
貴音「え?えぇ、はい。まあ。」
響「まあ、て。」
響「まあいいや、自分はもうなんとも思ってないぞ!むしろ謝りたかったんだ」
貴音「わたくしも同じ想いです…また、ステップ、教えて下さいますか?」
響「当たり前だぞ!いつでも聞いてほしいさー!」
貴音「ふふ、ありがとうございます。響。いえ…」
貴音「ぽんで響…!」
響「それ気に入ったんだな?貴音?」
貴音「ふふふ…ぽんで…甘美な…響き…」
響「まあ、いいけどさ…」
貴音「ふふ、ふふふ…ぽんで…ぽん、ふふふふ」
響「ちょ、笑いすぎだぞたかね~!」
貴音「すみ、すみませ…ぽんで響………ぶふっ」
響「バカにしてるな?な?」ビキビキ
- 12 : ◆Ixsa7Cd6tU :2015/07/29(水) 12:59:48.87 ID:7F0KsSSpO
- 【IN映画館】
響「たかねー、何買うか決めたかー?もうすぐ始まっちゃうぞ~」
貴音「ふむ…きゃらめるぽっぷこおん…塩ばたあぽっぷこおん…」
響「自分はキャラメル買ったからわけてあげるぞ!貴音は塩バターにすればいいさー!それよりいそぐぞ!」
貴音「真ですか!感謝いたします!先に行っていて下さい!」
響「えー?じゃあ、劇場の前でまってるぞ!」
貴音「お待たせいたしました」
響「なんで二つ買ってるの…聞いてたの?」
貴音「はい。分けてくださるのですよね?」
響「二つ買ったのに!?」
貴音「おや、始まるようですよ。入りましょうか」
響「まあいいけどさぁ…」
……
…………
………………
貴音「見入ってしまいましたね、響」
響「そうだな!ラストなんてどんでん返しで驚いたぞ!気づいたら自分のポップコーンが完食されてたのにも驚いたぞ!自分多分両手で数えられるくらいしか食べてないぞ!」
貴音「はて…不可思議な事もあるものですね…」
響「貴音?ばっくれか?よくないぞ?」
貴音「冗談です。申し訳ありません響。終わってしまいましたが一つ買って参ります」
響「いや、いいぞ別に!貴音と面白い映画観られたんだからな!楽しかったからいいんだ」
貴音「いえ、塩ばたあがやみつきになってしまいまして」
響「貴音が?!あの話の流れで貴音が食べるのか…」
- 13 : ◆Ixsa7Cd6tU :2015/07/29(水) 13:45:28.17 ID:7F0KsSSpO
- 【帰路】
貴音「本日は充実した1日となりました。御誘い、ありがとうございました」
響「自分も楽しかったぞ!またオフが重なったら遊びにいきたいな!」
貴音「ふふ…そうですね。その時は是非」
響「次はカラオケにでも行きたいな!」
貴音「からおけ…ですか、あいどるの身でいながら、行った事がありませんでしたので…楽しみです。ふふ」
響「行った事ないのかー。たのしいぞ!その時は765プロの皆んなも誘ってみよう!」
貴音「そうですね…響。見て下さい、星が良く見えますよ」
響「おぉー!本当だ!綺麗だなー貴音」
貴音「えぇ、真に…。月も輝いております」
響「たまにはこうやって空を見て歩くの
も良いもんだな!」
貴音「そうですね。 響と供にこの様な時間が過ごせて、わたくしは幸せものです」
響「照れるな…えへへ…自分も、貴音と一緒で嬉しいぞ!」
貴音「響…。先ほど、響は皆と供に遊びたいと言いましたが、時々、今宵のように二人で過ごしてくれませんか…?」
響「もちろんだぞ!」
貴音「感謝いたします」ニコ
響「貴音も、来年の夏もその次も、自分と一緒に居てくれるか?」
貴音「勿論ですよ、響」
響「えへ……嬉しいぞ!」
響「来年の夏も、楽しみさー!」
響「夏、貴音と」 end
- 6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/29(水) 01:59:58.09 ID:iRs7SQNpO
- いいよーいいよー
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