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金属加工会社のマツダと大宮篤士氏、ブロック玩具「ＭＥＴＡ　ＲＯＣＫ」を市販へ
掲載日 2015年03月10日

大人の童心を呼び起こす―。金属加工会社のマツダ（大阪市城東区、松田英成社長、０６・６９６８・４９８１）とプロダクト・ インテリアデザイナーの大宮篤士氏のコラボで製作したブロック「ＭＥＴＡ　ＲＯＣＫ（メタロック）＝写真」が、年内にも市販される。

一つ１０グラムのアルミ合金ブロックは「金属特有のひんやりした感触と重み、インテリア性などプラスチックにはないものがある」（松田社長）。Ｂ ｔｏ Ｂで培ったミクロン精度の技術を、Ｂ ｔｏ Ｃに展開する同社初の試みだ。

２０１４年１２月に大阪・梅田でメタロックのブルックリン大橋を展示。幅２・５メートルを超える金属ブロックのオブジェは注目を浴びた。

松田社長は「工程を工夫しながら顧客の要求コストに合わせてモノを作り出すＢ ｔｏ Ｂにも面白みがあるが、自ら市場を創ることにも挑戦したかった」と語る。市販にあたって目下の悩みはコスト。プラスチックに比べて大幅に高くなることは間違いなく、大人や富裕層をターゲットとすることは決定しているものの「価格設定はいまだ定まっていない」と苦笑い。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420150310hmag.html